4月1日、書店店頭で電子書籍を販売する実証実験を開始した。八重洲ブックセンター本店(東京・中央区)、ブックファースト新宿店(同・新宿区)、同中野店(同・中野区)の3店舗で開始し、順次トーハングループ書店へ拡大する予定。
客がスマホで書籍やコミックスのバーコードをスキャンすることで、メディアドゥが運営する電子書店「スマートBookストア」を通じて当該商品の電子版を試読・購入できる。書店は電子書籍の販売数に応じた手数料を得る。対象とする電子書籍は約30万点。
各店では先着200人を対象に、店頭の特設コーナーからスマートBookストアに新規会員登録した人と、店頭での電子書籍購入後にアンケート調査に協力した人に電子書籍クーポンを進呈するキャンペーンも実施。ブックファースト2店舗は4月1日からキャンペーンを実施し、八重洲ブックセンター本店は日程をホームページで発表予定。
実証実験期間は9月30日まで。