「あらおシティモール店」(熊本・荒尾市)に隣接し、同社が指定管理者として運営する荒尾市立図書館について、その概要を発表した。同店(店舗面積215坪)は1月、あらおシティモール2階でプレオープンしているが、4月1日に同図書館とともにグランドオープンする。同社初の公共図書館融合型店舗。
同図書館の床面積は約1000坪。約10万5000冊を蔵書するほか、電子図書7000点を有する本格的なデジタルライブラリーを備える。「干潟の広場」「おやこのコーナー」など、つのエリアをつくる。そのひとつである「デジタルライブラリー」には、デジタル学習スタジオや大型ディスプレイを設置。画面に表示される書籍の表紙に触れると、その内容とQRコードが示され、スマホなどで電子書籍が読める。フォトギャラリーサイネージに表示される写真や動画に触れると、荒尾市の歴史や文化などの情報が、電子ペーパーに触れると小学館の学習マンガで郷土の偉人が学べる。あらおシティモール店をL字型で囲むような設計にして、読書推進と本の購入意欲を喚起していく。