2021年(1~12月)の紙と電子を合わせたコミック推定販売金額が、前年比10.3%増の6759億円となり、2年連続で過去最高を更新した。出版市場におけるコミック(紙と電子)のシェアも40.4%となり、初めて4割を超えた。
推定販売金額の内訳は、紙のコミックスとコミック誌を合わせた販売金額が2645億円(同2.3%減)、電子コミックが4114億円(同20.3%増)。紙版のうち、コミックスは2087億円(同0.4%増)、コミック誌は558億円(同11.0%減)。
全国出版協会・出版科学研究所が「出版月報」2月号(2月25日発行)で発表した。