本屋大賞実行委員会が4月9日に発表した。阿部氏は同日の発表会で、ノミネート作10点を読んで投票をした書店員たちに敬意を表し、「書店員さんの奮闘が本を届けてくれている」と語った。今回は一次投票に652人(488書店)、二次投票に441 人(336書店)が参加した。同賞2位は早見和真『アルプス席の母』(小学館)、3位は野﨑まど『小説』(講談社)。
翻訳小説部門1位にはR・ヤロス『フォ-ス・ウィング 第四騎竜団の戦姫』(早川書房)、発掘部門「超発掘本!」にはクラフト・エヴィング商會『ないもの、あります』(筑摩書房)が選ばれた。
写真=副賞を受け取る阿部氏(左)と、プレゼンターを務めたさわや書店フェザン店の竹内敦氏