KADOKAWA、新取引形態で取次各社と合意 検討開始

印刷費、物流費などのコストが急騰するなか、価格転嫁だけでなくサプライチェーン全体で収益性を高めるために、「マーケットイン×プロフィットシェア取引」を推進していく。①市場ニーズを反映した製造、送品体制を推進、②業界3者が責任をもって注文・仕入・製造を行い、売上増と返品減を実現する、③それにより生じた利益を業界3者で配分する。
2027年4月(予定)より、KADOKAWAと各取次会社間の送品正味の引下げと返品歩安の取引に切り替える方向で検討を開始した。今年4月から取次会社の協力を得て、返品率に応じた書店へのインセンティブなど各施策を行う。