「書店員が選ぶノンフィクション大賞」表彰式、三宅香帆氏の著書が受賞

11月13日、東京・豊島区のジュンク堂書店池袋本店で行われた。今年は、文芸書評家・三宅香帆氏の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)が受賞。昨年6月から今年5月に刊行した40点のノンフィクション本のなかから、同賞を運営する丸善ジュンク堂書店と紀伊國屋書店など20法人以上・481人の書店員の投票によって決まった。
副賞として30万円分の図書カードを受け取った三宅氏は、自身のユーチューブ企画として、全国の書店を訪問し、本を買うことを発表。「書店に訪れる魅力を発信しつつ、本賞のように書店に多く置いてもらえる書き手になるよう、これからも頑張っていきたい」と語った。企画の詳細については、三宅氏の「note」で紹介している。

写真=三宅香帆氏