6月27日、角川氏が村山浩昭氏を団長とした9人の弁護団などと記者会見を行った。無実を訴えるほど勾留期間が長期化され、自白を強要される「人質司法」について、午前中に国に提訴。さらに同日、国連の人権理事会・恣意的拘禁ワーキンググループに申立てした。世界人権宣言や自由権規約などの国際的な基準に照らして調査・勧告する。日本政府が見解を示し、国連に答弁する見通し。
村山弁護士は東京五輪のスポンサー選定に係る刑事事件とはまったく違う、人質司法を終わらせるための裁判とし、角川氏は「人権訴訟」と訴えた。多くのマスコミが押し寄せ、会見は1時間20分にわたり行われた。
弁護士団は同日、特設サイトを開設し、署名できるようにした。