■「新文化」最新号の1面特集は、【日販「取次事業」改革へ/中西淳一専務・伊藤宏治常務に聞く】
日本出版販売が厳しい商環境のなかで、取次事業の再編を図っている。「2つのプラットフォームをインフラにして、業界全体を底上げしたい」という中西淳一専務と、「持続できる出版物流にする」という伊藤宏治常務。マーケティング本部長と物流本部長を担う2氏が描く近未来の姿を聞いた。(聞き手=本紙・丸島基和)
■最終面特集は、【滋賀の地域・文化に根ざし出版活動/サンライズ出版(滋賀・彦根市)、岩根社長姉妹で経営】
滋賀・彦根市のサンライズ出版は、戦前に印刷工房として創業し、当代で出版業に舵を切った老舗企業だ。「淡海(おうみ)文庫」をはじめ滋賀県に関する本を刊行し、地元の博物館・資料館や観光施設とも積極的に連携する。徹底して地域に根差しながら歩む同社の姿勢を、社長の岩根順子氏と専務の岩根治美氏に聞いた。(南陀楼綾繁)