日教販、4年ぶり「春季展示大市会」に600人超が参集

1月11日、東京・新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で、第73回「春季展示大市会」(後援=辞典協会、学習参考書協会、日本書店商業組合連合会)を開催した。4年ぶりのリアル開催に、業界関係者634人が来場し、大いに賑わった。
会場では、出版社99社による3670冊の学習参考書や辞典を展示。日教販は各種目録やカタログ、書店年間販売計画表などを配布したほか、「日教販 プロモチャンネル」、新学期シーズンの恒例行事である「学習図書まつり」などの施策をアピールした。辞典協会、学習参考書協会、学習教材協会のほか、出版社や教材メーカーもブースを設けた。
書店向け研修会では、学習教材協会の小古間一彦氏(文理)が、「小学校教科書改訂と準拠版を中心とした学習参考書の販売テクニック」と題して講演した。別室では5種のミニセミナーを開催。立ち見が出るほどの盛況ぶりをみせた。
セレモニーでは渡部正嗣社長、日書連の矢幡秀治会長(真光書店)、辞典協会の鈴木一行理事長(大修館書店)が挨拶し、学習参考書協会の志村直人理事長(くもん出版)が盃を上げた。今年も福島日教販会の西猛会長(西沢書店)から白河だるまが贈呈され、渡部社長と来賓による目入れが行われた。

写真=セレモニーの様子