年末年始売上動向、日販4.4%減、トーハン2.9%減

大手取次会社2社はこのほど、昨年12月29日から今年1月3日までの売上動向調査の結果を発表した。
日本出版販売の調査結果は、総合で前年同期比4.4%減。ジャンル別では、「雑誌」同0.9%減、「書籍」同5.3%減、「コミック」同6.3%減、「開発品」同0.4%減と、各ジャンルで前年割れとなった。調査対象書店数は1418店。
トーハンの調査結果は、総合で同2.9%減。ジャンル別では、「書籍」同0.3%増、「雑誌」同0.6%増、「コミック」同14.5%減、「MM」同5.8%減。調査対象書店数は1553店。
両社とも、12月3日に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」関連の書籍扱いコミックスや、大河ドラマ「どうする家康」(NHK)関連ムックなどが売上げを牽引した。