日本文学振興会は12月14日、第170回「芥川龍之介賞」「直木三十五賞」の候補作を発表した。受賞作は来年1月17日に決定する。
候補作は次の通り。
【芥川賞】
安堂ホセ「迷彩色の男」(「文藝」秋季号)
川野芽生「Blue」(「すばる」8月号)
九段理江「東京都同情塔」(「新潮」12月号)
小砂川チト「猿の戴冠式」(「群像」12月号)
三木三奈「アイスネルワイゼン」(「文學界」10月号)
【直木賞】
加藤シゲアキ『なれのはて』(講談社)
河﨑秋子『ともぐい』(新潮社)
嶋津輝『襷がけの二人』(文藝春秋)
万城目学『八月の御所グラウンド』(同)
宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』(朝日新聞出版)
村木嵐氏『まいまいつぶろ』(幻冬舎)