9月21日、山形・蔵王温泉にあるホテル樹林で山形総会を行い、会員書店ほか出版社、取次会社の代表など137人が参集。地方総会は4年ぶり。八文字屋が幹事店を務め、全社挙げて参加者を出迎えた。八文字屋の本店とTENDO八文字屋を臨店研修した後、角川春樹事務所の角川春樹社長が講演。その後、会員書店のみ総会を開催、懇親会に移った。
大垣守弘会長(大垣書店)は角川社長の講演について「我々に勇気を与えてくれた」と話し、日本書籍出版協会の小野寺優理事長(河出書房新社)は、八文字屋の本や商材の展示法を称えた。さらに、同社のECサイト、会報誌、メルマガ、SNSによる情報発信が「来店しなくても同社の屋号を意識させる立体的な取組み」として賞賛。
二次会の終盤、豊川堂の高須大輔社長が「来年の地方総会の幹事店を務めます」と発表。同社は1874(明治7)年に創業。来年150周年を迎える。
写真=挨拶する大垣守弘会長