■「新文化」最新号の1面特集は、【存在感増す専門取次2社の現況/鍬谷書店、子どもの文化普及協会】
出版流通が多様化する現代、専門取次会社の存在意義が高まっている。なかでも鍬谷書店と子どもの文化普及協会は出版社や書店、小売店など取引先を増やし、好調な業績を残している。この両社の現況を紹介する。(編集部)
■最終面特集は、【棚卸し代行サービスで躍進、アセットインベントリー(千葉・柏市)/洞社長、書店への思入れが強い理由】
棚卸し代行会社のアセットインベントリー㈱(千葉・柏市)が多くの書店から支持され、関係者の認知度を高めている。1990年12月に創業してから多種多様な業種・業態で、のべ1200社と契約して3万回を超える棚卸しを手がけてきた。書店ではのべ約350社に及んでいる。棚卸しは営業時間が終了した後から行われ、まるで黒子のような存在であるが、精度の高い資産データと付加価値を提供してきたことで信頼関係を築き上げている。(本紙・丸島基和)