日販グループホールディングスと日本出版販売は4月28日、日清紡ホールディングスと昨年8月から取り組んできたCity Farming事業の実証実験結果を報告した。
City Farmingとは、いちごを毎日収穫できる植物工場を生活空間に提供するサービス。日販が事業開発、日清紡HDが技術開発を手がけた。
文喫 六本木、ohagi3南町田店、TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢などで導入し、収益性やニーズを確認。実証実験を経て、カフェ、スーパーマーケット、オフィス、百貨店など25法人が導入を検討中で、うち5法人で導入準備を進めているという。
日販は同事業をリテール市場やオフィス市場のほか、住空間や公共空間などへも拡大し、全国展開を目指して投資を拡大していく考えだ。