日本出版販売のマーケティング推進部ストアソリューション課は12月5日、「出版物販売額の実態 2022」を発行した。
それによると、21年度の出版物販売額は、1兆4473億円(前年比1.0%減)。ルート別では、「書店」8342億円(同2.1%減)、「CVS」1172億円(同4.7%減)、「インターネット」2807億円(同6.5%増)、「その他取次経由」371億円(同12.5%減)、「出版社直販」1778億円(同1.7%減)だった。
読者と本の接点であるタッチポイント別の市場規模上位3位は、「書店」(構成比38.5%)、「電子出版物」5696億円(同26.3%)、「インターネット」(同12.9%)。
構成比の前年差は、「書店」が2.1ポイント減少した一方で、「電子出版物」が3.7ポイント、「インターネット」が0.3ポイント、それぞれ増加した。
その他、都市別の出版物販売額などを収載した。46頁、頒価本体1400円。購入はHonya Club.comから。なお、「出版物販売額の実態」は昨年度から紙の発行を中止し、電子版のみとなっている。