4月3日、東京・新宿区の本社で2023年度の入社式を開催した。今年度の新入社員は25人(男性13人、女性12人)だった。
近藤敏貴社長は挨拶で、今年度が5カ年中期経営計画「REBORN」の最終年度であることに言及。「『REBORN』が目指すのは、課題の多い出版流通を持続可能なかたちへと再構築し、トーハン自身も生まれ変わること。その根底には、出版文化の普及向上を通じて豊かな社会づくりに貢献するトーハンのDNAがある」と述べ、新入社員に対して「そのDNAを受け継ぐ皆さんは、〝ポスト『REBORN』〟の第一世代。近い将来、皆さんが中心となってトーハンを動かし、出版業界の変革を担っていくことになる」とエールを贈った。