勝木書店は11月1日、グループ全店を挙げてお薦めする文庫アワード「KaBoSコレクション2023」を発表。金賞を西澤保彦『神のロジック 次は誰の番ですか?』(コスミック文庫)が受賞した。
同書は、文藝春秋から03年に単行本、06年に文庫版が発売されていたものの長らく品切れ状態にあった作品を、コスミック出版が昨年6月に復刊したもの。
復刊後、勝木書店SuperKaBoS新二の宮店(福井・福井市)の樋口麻衣氏が、思いを込めて書いたPOPとともに販売。突出した売上げを記録したことから、コスミック出版では同POPを他の法人にも拡大。今年4月から、カバーデザインに採用して全国展開していた。
写真=POPのコメントを採用したカバー