日本出版インフラセンターの出版情報登録センター(JPRO)は10月21日、(1)「JPRO小ジャンルの登録機能」、(2)「BooksPRO販促情報の検索機能」、(3)「取次会社の書誌提供による既刊情報の拡充」を実装した。
出版社はこれまで、JPROに大・中ジャンルを登録可能だったが、(1)により小ジャンルまで登録可能となった。小ジャンルの登録により、国際分類基準「Themaコード」が自動生成できる。
(2)により、パブリシティや拡材、重版などの販促情報が検索できるようになった。
(3)では、JPROが本格稼働する2015年以前の既刊本について、日本出版販売、トーハンから書誌の提供を受けた。これにより、日本書籍出版協会から引き継いだ書誌との重複を除いて約100万点の情報が追加された。
またJPROは、未加入者向けに12月まで電子書籍登録無料キャンペーンを行う。同キャンペーンを通じ、電子書籍の書誌登録とJPROへの参加を呼び掛ける。問合せはメール(info-2nd★jpo-center.jp、★=@)にて、JPRO事務局まで。