10月5日、KADOKAWAの夏野剛社長は角川歴彦容疑者が起訴されたことを受けて会見を行い、謝罪した。また、角川被告と松原眞樹副会長からの辞任申し入れについては、「自社の事業における関わりは今までのようにはならないが、引続き取締役として経営に関わることになる。取締役の解任は株主総会でしかできない」と話し、同日開催した取締役会で会長職、副会長職を解くことを承認したという。
夏野社長は2020年に大会組織委員会の参与を務めていたが、「本件についてはまったく関与していない」と説明。さらに、KADOKAWAの事業への影響は「ないと思う」と話した。「皆様の当社への信頼を裏切ることになってしまい、かつ多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます」と山下直久代表取締役、村川忍取締役とともに謝罪した。
写真=謝罪する夏野社長(中央)、山下代表取締役(右)、村川取締役(左)