来年5月の開始に向けて整備されている図書館等公衆送信サービスについて、補償金の額の決定、徴収、分配などを行う一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会が、9月5日に設立された。文化庁との対応、サービスに関する図書館側との交渉などは今後、同管理協会が担う。
同管理協会の構成団体は、日本書籍出版協会、日本雑誌協会、自然科学書協会、出版梓会、デジタル出版者連盟、日本医書出版協会、日本楽譜出版協会など、14の出版・著作権者団体。事務所は、出版クラブビル(東京・千代田区)の出版者著作権管理機構(JCOPY)内に設置する。