群馬・前橋市の中央通り、弁天通り、けやき通りなどを会場とした本のフェス「前橋BOOK FES 2022」(主催/前橋BOOK FES実行委員会)が10月29、30日に開催される。本好きが出展者として蔵書を持ち寄り、フェスの参加者と換金性のない「ポイント」で交換し合う「本のトレード」や、作家や編集者らを招いた「本のイベント」などを企画している。
本のトレードは、出展者が持っていた本を引き継いでもらうための場所となる。参加者は8月17日から開始する本のフェスのクラウドファンディング、もしくはチケットを購入することでポイントを取得、後日に開設するスマホのアプリを使い、出展者が本につけたポイント数と交換することで手に入れるという仕組みだ。 実行委員長に前橋市の山本龍市長、エグゼクティブ・ディレクターに田中仁氏(ジンズホールディングス社長)、エグゼクティブ・プロデューサーに糸井重里氏(ほぼ日社長)が就いた。このほど、都内で行われた会見で糸井氏は、「フェス自体が青写真のようにいかない可能性もある。それでも『まずはやってみよう』と思った」と心中を明かした。