東京日販会と千葉日販会がこのほど解散した。東京日販会は7月22日、千葉日販会は同27日に総会を開催し、承認した。東京日販会は2007年7月、城東日販会、武蔵野日販会など日本出版販売の東京支店(当時)管轄の書店が結集して設立。19年から江戸川書房(江戸川区)の秋葉良成氏が会長を務めていた。設立時の会員書店数は81店だったが、年々減少していたことから、15年の歴史に幕を閉じることを決めた。
千葉日販会で髙瀬伸英専務は、「書店、出版社と当社の3者が交流できる場を新たにつくりたい。書店経営では当社で取り組んでいる出版流通改革を通じ、粗利の改善や文具の取扱いを増やすことでサポートしていきたい」と話した。