出版文化産業振興財団(JPIC)、読書推進運動協議会、日本図書普及、本の日実行委員会は合同で行う新事業「秋の読書推進月間(仮称)」について、7月13日に記者会見を実施。運営委員会・高井昌史委員長(紀伊國屋書店)は「組織の壁を越えて一致団結し、全国の書店で読書の楽しさや価値を再認識してもらう機会にしたい」と語った。
10月27日に始まる「読書週間」から11月1日の「本の日」を経て、11月23日までの28日間、全国の書店でスタンプラリーやイベントなどを開催。本に携わる個人・団体が連携した毎年の恒例キャンペーンとしていく。今年のテーマは「本を読むひとは美しい」。実施企画は順次発表するとともに、募集も行う。
実行委員会・近藤敏貴委員長(トーハン)はこれまで、出版社・取次会社・書店はそれぞれ読書推進に取り組んできたが「その動きが連動していなかった」とし「オールジャパンでやることで、書店にお客様を呼べるようにしたい」と話した。
写真は、運営委員会・高井昌史委員長