2018年からオーディオブックの製作を開始して定期配信体制を確立していたが、23年度には計1000点の製作・配信を目指してラインアップを拡大していく。
これまで、「文芸」「新書」「ライトノベル」「児童書」など、様々なジャンルでオーディオブック市場に作品を投じてきたが、今後はとくに、文学作品を中心に掘り起こす方針。「近代文学」「現代文学」「古典文学」の3時代別に分けて展開する。明治・大正時代に書かれた「近代文学」の作品群は、「小学館の名作文芸朗読」シリーズとして、年内中に300点の配信を開始する。
今回の決定に際し、大手声優事務所をはじめ、音声コンテンツ制作会社と連携。小学館グループ会社のヴイ・フォークによる自社製作も強化する。