日本図書普及はこのほど、第62期(2021.4.1~22.3.31)の決算概要を発表した。期中の発行高は345億4300万円(前年比18.4%減)、回収高は343億8400万円(同9.3%減)。前年、コロナ禍でネットギフトカードの特需があった反動から、前年実績を下回った。6月29日に開催される株主総会で承認される見通し。
損益計算書における売上高は1503万円(前年比約87%減)、営業損失は19億9133万円(前年は23億2369万円の損失)、経常損失は4億5555万円(同9億0758万円の損失)、当期純利益は8億5792万円(前年比42.2%増)と大幅に増加。財務面においては好調に推移している。
期末時点の加盟店は5416店(前年比121店減)、設置店も7537店(同218店減)と毎年減り続けている。