日本出版販売は5月9日、同5日午後5時半頃に発生したシステム障害についての謝罪と説明文をホームページに掲載した。
それによると、EDIサーバーを介した取引先と各社内システムの電子データ送受信ができなくなる障害が発生。その結果、注文データの取込みや出荷確定データ・在庫データの提供といったデータ交換と、SAシステムの稼働などに不具合が発生していた。
原因はハードウェアの故障で、故障機器の交換を行い、6日午後9時頃に復旧を完了し、正常稼働を確認したという。
9日現在では、データ交換は正常に稼働しているものの、一部の書店注文について店着に遅延が発生しており、ゴールデンウィーク期間に発生した注文も含め、計画処理として順次対応している。NOCS7やオープンネットワークWINなどにおいて未反映となっていた売上げ・在庫の一部のデータも順次、取込み・反映している。