4月20日、東京・千代田区の出版クラブビルで第70回定時総会を開催。任期満了に伴う役員改選を行い、近藤敏貴常務理事(トーハン)が会長に就いた。平林彰会長(日本出版販売)は退任した。また、奥村景二理事(日販)が常務理事に就き、その他の役員は重任した。
22年度の事業計画における推進・重点テーマには、「持続可能な出版流通構造の推進」において、他業界商材混送、日本雑誌協会との合同PTの取組強化、持続的な出版物輸送の構築、雑誌業量平準化の推進を挙げた。また、23年10月から導入されるインボイス制度に向け、日本書籍出版協会と意見交換を進めながらシステム対応などを検討していく。
新役員陣容は次の通り。
▽会長=近藤敏貴(トーハン)▽常務理事=奥村景二(日販)、川村興市(楽天ブックスネットワーク)、森岡憲司(中央社)、渡部正嗣(日教販)、貝沼保則(協和出版販売)▽理事=田仲幹弘(トーハン)、安西浩和(日販)▽監事=岩田浩(共栄図書)、山本和夫(公認会計士)