東京堂出版に100冊単位で注文が寄せられている。『「帝国」ロシアの地政学』『ファシズムとロシア』『ウラジーミル・プーチンの大戦略』(同)の3点で緊急重版を決めた。いずれも高価本であるが、読者の支持を集めている。
『「帝国」ロシア~』は2019年6月刊行。軍事アナリスト・小泉悠氏の代表作といわれている。6刷は3月10日、7刷は同18日に出来した。『ファシズムと~』は今年2月に発売した新刊。3月28日に2刷を出来。『ウラジーミル・プーチン~』は昨年7月刊。佐藤優氏が監訳して解説していることも注目され、さきごろ2刷を出来した。ほかにも、小泉氏の『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』や、池上彰、佐藤優『ロシアを知る。』などの関連本も好調だ。
東京・神保町にある東京堂本店では、これらの関連本をショーウィンドウに展示している。