マキノ出版(資本金5000万円、東京・中央区、室橋一彦代表、従業員39人)は3月2日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全・監督命令を受けた。
申請代理人は植田統弁護士(東京都港区南青山1-1-1、青山東京法律事務所、電話03-6447-4823)など。監督委員は安藤信彦弁護士(同・千代田区永田町2-14-3、安藤総合法律事務所、電話03-3597-7700)。
3月7日午前10時から同・中央区日本橋茅場町1-12-2のスペースまる八(樋口本店ビル8階)で債権者説明会を行う。
マキノ出版は1977年に設立。健康雑誌「壮快」「安心」や、女性向けの情報誌「ゆほびか」、実用情報誌「特選街」などを発行。そのほか書籍やムックなども出版し、広告事業も手がけていた。
帝国データバンクによると、2004年2月期には年商約36億1800万円を計上していたが、22年同期には年商14億5600万円に落ち込んでいたという。申請時の負債は約15億7200万円。