【最新号案内:2025年4月24日号】「ノンフィクション」冬の時代/寄稿:作家から見た現状・細田昌志氏

■「新文化」最新号の1面特集は、【「ノンフィクション」冬の時代/寄稿:作家から見た現状・細田昌志氏】
ノンフィクション本の苦境が続く。雑誌不況の影響を受け、著者は発表の場を失っている。作家の細田昌志氏は、ノンフィクション作家の筆が「雑誌媒体と出版業界を支えた」と説く。取材から事実を明らかにし、時に国政をも動かしてきた本ジャンルの「社会的影響力の低下」に注意を促す。作家からみた現況を寄稿してもらった。(編集部)

■最終面特集は、【〝ディープな世界〟掘下げる/編集者の仕事:書肆侃侃房・藤枝大氏】
藤枝大氏は書肆侃侃房に営業として入社したが、短歌ムック「ねむらない樹」の創刊や書店「本のあるところajiro」(福岡・中央区)の立上げに携わり、5年ほど前からは書籍の編集も手がけている。担当書には川野芽生『Lilith』(2020年/現代歌人協会賞受賞)、ジョゼ・サラマーゴ『象の旅』(21年)、中村達『私が諸島である カリブ海思想入門』(23年/サントリー学芸賞受賞)など詩歌、海外文学、現代思想の分野で話題の本が並ぶ。圧倒的な熱量で本づくりを続ける藤枝氏の原動力とは?(谷山宏典)

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