3月19日、㈱クリーク・アンド・リバー社(C&R)グループの傘下に入ることを決議し、株式譲渡契約を締結した。同31日、高橋書店の親会社であるT&Wオフィスの全株式をC&Rの子会社、C&Rインキュベーション・ラボ(東京・港区)に95億円で譲渡する。
書籍、手帳、日記、カレンダーを主力とする高橋書店は、相談役の髙橋秀雄氏がオーナーで、同社の親会社であるT&Wオフィスの代表取締役社長に就いている。事業承継が大きな課題だった。
4月以降、社名、業務内容、役員体制、従業員の雇用など、なにも変わらない。C&R社グループから監査役1人を新任する考えもあるが、6月期決算を終えた後、正式に決めたいという。